スポンサーリンク

この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
  
Posted by at

2012年07月17日

北海道ソロツーリングその3

本日の稚内は朝から快晴に恵まれています。

私の行き当たりばったりの北海道ツーリングですが
今日はこの「バイクステーション」で知り合った
北海道ツーリングの達人Yさんのお勧めで
利尻島まで足を延ばすことにいたしました。

普段では起こされてもなかなか起きない私ですが
今朝は6時になったらすっきりと目が覚めました。

急いで旅支度を整え途中のコンビニで朝食を仕入れて




「バイクステーション」から10キロ程度の
稚内港のフェリーターミナルに到着。


私の愛車は残念ながら本日はここでお役目ごめんとなります。
くだんのツーリングの達人Yさんのお勧めで
フェリー料金がかさむ愛車をここの港に待機させて
利尻島に着いてからレンタルバイクを利用することにしたからです。

7時30分発のフェリーにヘルメットと合羽と手袋をお供に
乗りこんだらいよいよ利尻島への旅の始まりです。


9時を回ったところで利尻島が見えてきました。
青空をバックに利尻富士が満面の笑みで迎えてくれています。


フェリー乗り場についてこの島で50CCのスクーターを借りるのですが
料金表を見たら1時間あたり1,000円ということなのですが
3時間以上はフリーとなり3,000円の同一料金ということで
もちろん計算高い私は3,000円のフリーコースを選択いたしました。





とりあえず今日の予定は利尻島を時計回りに一周
途中で気になったところを気ままに見学することにしました。

まずは定番の「姫沼展望台」からの眺めです。




この沼には木道が沼を一周するように整備されていました。



先行していた観光バスのお客様たちが一斉に左回りに回り始めたので
あまのじゃくの私はこの木道を一人だけ右回りに回ったのですが
途中バスのお客様たちとすれ違うたびに道を譲らねばならず
少しばかり大変な目にあいました。

続いて野塚展望台より先ほど到着したフェリーターミナルのある
鴛泊の「ベシ岬」を見下ろすと遠くに礼文島とカムチャッカ半島を
うっすらながら見ることができました。




海岸沿いを昨日とは打って変わって時速30キロ前後で
のんびり走っているとあちらこちらで小舟で名産の利尻昆布を
採ったりしている小舟や道端に何気なく干しているのを目にします。





数えきれないくらい干してあるので
「1枚くらいお土産に頂いても大丈夫では?」などと
勝手に想像しながら走っていたら

干した昆布をたたんで梱包している老夫婦を見かけたので
思い切って声をおかけしてあれこれと世間話をしていたら
あろうことかお土産にと干していた昆布を数枚頂戴いたしました。




鬼脇にある「利尻島郷土資料館」に入場料金
200円を払って見学したら時計の針は12時を回っています。







腹が減ったら戦ができないと車が何台も停まっていた
食堂を見つけてウニとホタテと毛ガニなどの海の幸一杯の
「利尻ラーメン」とライスを平らげ




オタトマリ沼で写真を撮っていたらそこにいたいたずらカラスに
大事にとっておいたおやつのドーナツを盗られてしまいました。


当初の予定では14時05分発のフェリーで稚内に戻るはずでしたが
余りの好天に恵まれたので帰りのフェリーを次の便に変更して
利尻の旅を楽しむことにいたしました。
(本当は帰りのフェリーの時間を30分間違えて覚えていました。)

「寝熊の岩」と「人面岩」という、
取ってつけたような名前の岩をしり目に




時間調整のために何気なく立ち寄った「利尻空港」では
ちょうど「利尻富士」をバックに飛行機が飛び立つところを
幸運にも見ることができました。




さて、最後の難関「利尻富士」の5合目にある「見返展望台」を見に
もと来た道をいったん戻り、途中から海岸線からはずれ
山道を50CCのスクーターでトコトコと
100キロ近い人間を乗せて5キロあまり登ります。


駐車場にバイクを停めてそこからさらに急な坂道を上ること10分
息も絶え絶えになって「展望台」にたどり着いたというのに
肝心の「利尻富士」の頂上付近だけが雲の帽子をかぶっていて
一向に脱ごうとしないのです。


ここの展望台で雲の帽子が取れるのを昼寝がてら30分近く
待ちましたが帰りのフェリーの時間が迫っているので
断念して帰路に就くことにいたしました。

途中「ウミネコ」の営巣地であろう場所で
「ウミネコ」の大群を写真に収め


16時40分すぎにはフェリーターミナルに到着。

本日の利尻島での走行距離は約95キロあまり
平均速度は30キロに満たないほどのノロノロ運転でした。

それにしても今回の島巡りでは朝から快晴に恵まれ
左手側にはいつも海岸線右手側には利尻富士が
いつも顔をのぞかせていました。
(やはり日頃の私の行いが良いのが原因なのでしょうか?)


満面の笑みの「利尻富士」に見送られて夕方6時50分には
稚内に到着いたしました。


稚内市内にあるこのようなお店にわき目を振ることなく




「すき屋」で「明太マヨ牛丼」と「海鮮中華丼」を平らげて
薄暗い中を「バイクステーション」に戻ることができました。

追伸
いったい明日はどこへ行こうか現在もまだ悩んでいます。
うーん今冬、行き逃した「旭川動物園」にでも行ってこようかな?
  
Posted by 奥飛騨吟遊詩人 at 23:03カントリー兄ちゃん北海道を行く