2007年03月25日
エッ、焼岳が噴火?

本日の奥飛騨は雨のち曇り……。
午前10時頃からは濃い霧に包まれていました。
それにしても本日の地震にはびっくり致しました。
私の住む奥飛騨では震度4という
10年に1度あるかないかの揺れに襲われたようなのです。
私としては{震度2}くらいの揺れが
2分以上も続いたので少しおかしいと思ったのですが
「おそらく焼岳の噴火性の地震だろう。」と思いこみ
後は普段通りの仕事をこなしていたのです。
今回の地震が起こったのが午前9時40分過ぎでした。
ちょうどチェックアウトの繁忙時と重なり
「いつもこんなに地震が?」とお客さまが
異口同音にお聞きになられるたびに
「おそらく焼岳の噴火性の地震だろう。」と、
てっきり思いこんでいたいた私は
「きっと焼岳の噴火性の地震ですよ。」などと
見当違いの返答をしていたのです。
(「どっちみちお客さま達はテレビを見たはずだから
テレビで今回の地震の情報を流していないのだから
あまりたいした地震でなかったのだろう。」と内心思っていました。)
正午を過ぎてからの有線放送で始めて気づいたのですが
地震の影響でこの時点ですでに奥飛騨全体で共同受信をし
ケーブルによって送られているテレビの電波が
停電(200世帯が午後2時過ぎまで)と
重なって客室でもテレビの画像が見えなかったらしいのです。
私はお客さまのチェックアウトの作業に追われていて
テレビを見る暇さえなくテレビの映像が
入っていないことにも気づいていなかったのです。
テレビの画像が送られていないことに始めて気づいたのが
全てのお客さまがチェックアウトを終了し
ようやく「テレビで今回の地震の確認をしよう。」と
思いついた午前10時20分を過ぎてからです。
テレビが見えないことに気づいて
それならネットで検索すればいいだろうと思い
今回の地震の震源が能登湾だとようやく理解できたのが
10時30分を回ってインターネットの
天気予報から地震速報を調べた末のことでした。
冷静になって考えれば自室やロビーのテレビは
衛星アンテナによってNHKの衛星放送が
受信できたのですが…………。
ほんの少しばかり気が動転していて
そのことに気づいたのは午前11時を回ったところだという
何とも情けないおまけまで今回は付いていたのです。
幸い我が家は地震による被害や
停電に見舞われることもなくて良かったのですが
やはりいざとなったら情報を正しく知るには
「テレビが一番」だと今更気づかされた1日でした。
Posted by 奥飛騨吟遊詩人 at 23:37│Comments(0)
│亭主のあーだ、こーだ。