2007年06月02日
自然の摂理?
本日の奥飛騨は晴れ時々曇り……。
6月になって梅雨が近づいているためか
少しばかり蒸し暑く感じた1日でした。
夕方4時頃の出来事なのですが
ちょうど私が厨房で本日のお客さまの料理の
仕込み作業をしていたら
いきなりお袋が「玄関にヘビがいる。」
「すぐに来て捕まえて。」と慌てて飛んできました。
チェックインをされるお客さまに
何かあったら大変だと急いで駆けつけると
玄関の軒先部分にあるツバメの巣を
めざとく見つけた80センチくらいの長さのヘビが
今まさに襲おうとしているところでした。
とりあえずヘビを捕まえなくてはいけないのですが
私だって万が一毒蛇だったらかみつかれると大変だし
第一、2メートル近い高さの所にいるヘビを
どう捕まえればいいのか皆目見当が付きません。
そうこうしているうちにお袋が通販でおなじみの
「高枝切りばさみ」を持ってきたので
そのハサミの長さを調節して蛇を捕獲いたしました。
捕まえたがいいものの、そのヘビをすぐそばの裏山に
放しても良かったのですがどう見ても頭が三角形なので
どうやら毒を持っている「まむし」か「ヤマカガシ」の
おそれがあったので下手にその辺に放して噛まれたら大変だと
そのヘビを捕まえたまま数百メートルも離れた
蒲田川まで行って捨てて来たのです。
自然の摂理とはいえヘビがツバメのひな鳥を食べるのを
ただ見ているのも忍びがたく、
無理矢理捕まえて川に捨てるなんて
ヘビには少し悪いことをしたと思ったのですが
川に捨てたヘビは蒲田川の急流を物ともせずに
平然と泳いで渡っていったのには正直驚きました。
しばらくはツバメの巣を心配で見ていたのですが
巣の中で今日まではすくすくと育っていたはずの
3匹のひな鳥が蛇に襲われた恐怖からなのか?
それとも毒牙に犯されて3匹とも死んでしまったのか
定かではありませんが鳴き声が聞こえてきません。
夕方6時頃に再度、巣の様子を見に行ったのですが
ヘビがまだいるかも知れないと親鳥は
巣を遠巻きに飛んで中の様子を伺っています。
明朝になればきっと巣に蛇がいないと
確認した親ツバメたちがいつものように
ひな鳥に餌を与える姿が見えると思うのですが………。
改めて奥飛騨が本当に山奥なんだと実感した1日でした。
6月になって梅雨が近づいているためか
少しばかり蒸し暑く感じた1日でした。
夕方4時頃の出来事なのですが
ちょうど私が厨房で本日のお客さまの料理の
仕込み作業をしていたら
いきなりお袋が「玄関にヘビがいる。」
「すぐに来て捕まえて。」と慌てて飛んできました。
チェックインをされるお客さまに
何かあったら大変だと急いで駆けつけると
玄関の軒先部分にあるツバメの巣を
めざとく見つけた80センチくらいの長さのヘビが
今まさに襲おうとしているところでした。
とりあえずヘビを捕まえなくてはいけないのですが
私だって万が一毒蛇だったらかみつかれると大変だし
第一、2メートル近い高さの所にいるヘビを
どう捕まえればいいのか皆目見当が付きません。
そうこうしているうちにお袋が通販でおなじみの
「高枝切りばさみ」を持ってきたので
そのハサミの長さを調節して蛇を捕獲いたしました。
捕まえたがいいものの、そのヘビをすぐそばの裏山に
放しても良かったのですがどう見ても頭が三角形なので
どうやら毒を持っている「まむし」か「ヤマカガシ」の
おそれがあったので下手にその辺に放して噛まれたら大変だと
そのヘビを捕まえたまま数百メートルも離れた
蒲田川まで行って捨てて来たのです。
自然の摂理とはいえヘビがツバメのひな鳥を食べるのを
ただ見ているのも忍びがたく、
無理矢理捕まえて川に捨てるなんて
ヘビには少し悪いことをしたと思ったのですが
川に捨てたヘビは蒲田川の急流を物ともせずに
平然と泳いで渡っていったのには正直驚きました。
しばらくはツバメの巣を心配で見ていたのですが
巣の中で今日まではすくすくと育っていたはずの
3匹のひな鳥が蛇に襲われた恐怖からなのか?
それとも毒牙に犯されて3匹とも死んでしまったのか
定かではありませんが鳴き声が聞こえてきません。
夕方6時頃に再度、巣の様子を見に行ったのですが
ヘビがまだいるかも知れないと親鳥は
巣を遠巻きに飛んで中の様子を伺っています。
明朝になればきっと巣に蛇がいないと
確認した親ツバメたちがいつものように
ひな鳥に餌を与える姿が見えると思うのですが………。
改めて奥飛騨が本当に山奥なんだと実感した1日でした。
Posted by 奥飛騨吟遊詩人 at 23:25│Comments(0)
│亭主のあーだ、こーだ。