2007年05月03日
水曜日は休館日?
本日の奥飛騨は晴れのち曇り……。
午後10時を回って外気温は
12度まで下がっています。
昨日の5月2日はゴールデンウィークの
ど真ん中でしたが曜日は水曜日です。
そう、水曜日と言えば当館の定休日
仕事があまり好きではない私は
ここぞとばかり前もって5月2日の日を
さっさと定休日として登録致しました。
他の宿屋の主人達や2日に宿泊したいと
ご希望を戴いたお客さまからは
「エーッ」と言われもいたしましたが
偏屈ものの私は「休み」といえば
誰が何を言おうと「休み」なのです。
おそらく営業していれば
きっと客室の半分以上は埋まったと
思われますが一度男がこう決めた以上は
守らなければ行けませんよね。(苦笑)
と言うわけで昨日は午前中一杯で宿のお仕事を済ませ
昼からは体が空いたので
大好きな「手の運動」に出かけようとも思ったのですが
今回ばかりは「手の運動」よりも体力を温存すべく
3日以降に必要な食材や物資の買い出しに街まで出かけ
夕方頃に帰宅してからは大人しくしていて
今日以降の連休に備えるべく体力を温存するつもりでした。
ですから今日から始まった連休の後半4日間は
元気いっぱいで、「気力も体力も充実」しています。
などと思ったように旨く行かないのが
この世の何とも不思議で意地悪なところなのです。
昨日も案の定、毎年山菜採りをお願いしている
○○さんから「よう肥えたクゴミが採れた。」との
電話が午後5時過ぎに入ったのです。
ちなみに○○さんの昨日の収穫は
クゴミが11キロに葉わさびが約3キロでした。
山菜だけは本当に旬の物だから
幾ら休館日や連休で忙しいと言っても
絶対出てくるのを待ってくれないのです。
特にクゴミや葉わさびは1日採取が遅れるだけで
はでてしまって(大きく成りすぎて)
当館の料理の原料としては使い物に成らなくなるほど、
この時期の成長が激しいのですよ。
内心、「せめてゴールデンウィーク過ぎまで
出るのを待ってくれれば良かったのに……」と思いつつも
夕食を食べ終えてから○○さんの家まで
車で往復約90分の距離を
えんやらさっさと取れ立ての山菜を持ちに出かけ
午後8時過ぎには家に到着いたしました。
「えっ、そんな車で山菜を採ってくるくらいで
そんなに疲れるわけないじゃん。」と
思われるかも知れませんが
山菜は山から取ってくるのも確かに大変なのですが
それ以上に取ってきた後の山菜を
皆様のお口に入れられるようにする
下ごしらえがこれまた想像以上に大変なのです。
くごみは1個ずつ茎を切って長さを約3センチに揃え
それから下ゆでをした後、袋に適量(1日分を)詰めて
真空パックをかけて冷凍庫で保存致します。
「葉わさび」は、細かく刻んだ後約80度の
お湯を掛けてそのまま氷水であら熱を取り
最後に良く水を切ってから
これまた袋に詰めて真空パックをしてから
すぐさま冷凍に移してわさびの細胞をいじめるのです。
鼻につくほどの強烈な辛みが出るか出ないかは
これらの手際が何よりも重要なのですよ。
結局せっかくの休館日で骨休めをする予定が
お袋と二人がかりで午後11時過ぎまで掛かって
ようやく全ての作業が終了したのです。
前述した連休前半開始前の葬儀の件と言い
山菜のためにせっかくのお休みが駄目になった事と言い
今年のゴールデンウィークはこの後どんなことが起こるのか
内心心配になってきました。
午後10時を回って外気温は
12度まで下がっています。
昨日の5月2日はゴールデンウィークの
ど真ん中でしたが曜日は水曜日です。
そう、水曜日と言えば当館の定休日
仕事があまり好きではない私は
ここぞとばかり前もって5月2日の日を
さっさと定休日として登録致しました。
他の宿屋の主人達や2日に宿泊したいと
ご希望を戴いたお客さまからは
「エーッ」と言われもいたしましたが
偏屈ものの私は「休み」といえば
誰が何を言おうと「休み」なのです。
おそらく営業していれば
きっと客室の半分以上は埋まったと
思われますが一度男がこう決めた以上は
守らなければ行けませんよね。(苦笑)
と言うわけで昨日は午前中一杯で宿のお仕事を済ませ
昼からは体が空いたので
大好きな「手の運動」に出かけようとも思ったのですが
今回ばかりは「手の運動」よりも体力を温存すべく
3日以降に必要な食材や物資の買い出しに街まで出かけ
夕方頃に帰宅してからは大人しくしていて
今日以降の連休に備えるべく体力を温存するつもりでした。
ですから今日から始まった連休の後半4日間は
元気いっぱいで、「気力も体力も充実」しています。
などと思ったように旨く行かないのが
この世の何とも不思議で意地悪なところなのです。
昨日も案の定、毎年山菜採りをお願いしている
○○さんから「よう肥えたクゴミが採れた。」との
電話が午後5時過ぎに入ったのです。
ちなみに○○さんの昨日の収穫は
クゴミが11キロに葉わさびが約3キロでした。
山菜だけは本当に旬の物だから
幾ら休館日や連休で忙しいと言っても
絶対出てくるのを待ってくれないのです。
特にクゴミや葉わさびは1日採取が遅れるだけで
はでてしまって(大きく成りすぎて)
当館の料理の原料としては使い物に成らなくなるほど、
この時期の成長が激しいのですよ。
内心、「せめてゴールデンウィーク過ぎまで
出るのを待ってくれれば良かったのに……」と思いつつも
夕食を食べ終えてから○○さんの家まで
車で往復約90分の距離を
えんやらさっさと取れ立ての山菜を持ちに出かけ
午後8時過ぎには家に到着いたしました。
「えっ、そんな車で山菜を採ってくるくらいで
そんなに疲れるわけないじゃん。」と
思われるかも知れませんが
山菜は山から取ってくるのも確かに大変なのですが
それ以上に取ってきた後の山菜を
皆様のお口に入れられるようにする
下ごしらえがこれまた想像以上に大変なのです。
くごみは1個ずつ茎を切って長さを約3センチに揃え
それから下ゆでをした後、袋に適量(1日分を)詰めて
真空パックをかけて冷凍庫で保存致します。
「葉わさび」は、細かく刻んだ後約80度の
お湯を掛けてそのまま氷水であら熱を取り
最後に良く水を切ってから
これまた袋に詰めて真空パックをしてから
すぐさま冷凍に移してわさびの細胞をいじめるのです。
鼻につくほどの強烈な辛みが出るか出ないかは
これらの手際が何よりも重要なのですよ。
結局せっかくの休館日で骨休めをする予定が
お袋と二人がかりで午後11時過ぎまで掛かって
ようやく全ての作業が終了したのです。
前述した連休前半開始前の葬儀の件と言い
山菜のためにせっかくのお休みが駄目になった事と言い
今年のゴールデンウィークはこの後どんなことが起こるのか
内心心配になってきました。
Posted by 奥飛騨吟遊詩人 at 22:53│Comments(0)
│亭主のあーだ、こーだ。