奥飛騨クリーン大作戦
本日の奥飛騨は朝から曇り時々雨………。
昨日は朝から部落の普請で道路端に落ちている
ゴミ拾いの奉仕活動に参加致しました。
ゴールデンウィーク前の雪解けのこの時期
本来なら地面から顔を出す新しい草木の芽以外に
心ない人達が冬の間に捨てたゴミ達も一斉に
雪解けと共に現れるのです。
その代表者が言わずと知れたジュース等の空き缶。
十数年前に観光協会主催の施設旅行で訪れた
スイスでは道ばたに捨てられた空き缶を
1個も見かけませんでした。
不思議に思って地元のガイドに尋ねたら
スイスにはジュース等の自動販売機が
そもそも道路ばたに置かれていないのです。
世界中で一番ジュース等の自販機が多い国は
実は日本と言うことは余り知られていませんが
(私の勝手な想像ですが……)
それくらい雪解けの地面から毎年大量に空き缶が現れるのです。
日本のシンボル「富士山」が周辺にあまりにもゴミが多過ぎて
そのために「世界遺産」の登録から外されたのは
日本人にとっては本当に情けない話なのですが
これだけ毎日「環境、環境」と声高らかに
あちこちで環境問題について言っている割には
日本人はゴミのポイ捨てには以外に鈍感なのです。
たしかシンガポールではゴミのポイ捨てがみつかったら
およそ40万円近くの罰金が科せられるらしいのですが
日本もくわえタバコやタバコのポイ捨てに各自治体で罰金が科されるように
道ばたにゴミや空き缶をポイ捨てする人達にも罰金刑を科せば
きっと日本の国は見違えるほど綺麗になると思うのですが……。